蛇口からポタポタと水が垂れるのはどこが悪いから?対処法をチェック

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蛇口からポタポタと水が垂れるのはどこが悪いから?対処法をチェック

蛇口からポタポタと水が垂れるのには、何らかの理由があります。
水漏れ原因を突き止めるうえで、まずは水漏れ箇所の特定が欠かせません。
一言で水漏れといっても、どこから水漏れしているのかによって原因が異なるからです。

基本的には部品の消耗や緩みなどが原因となるケースが多いですが、場合によっては汚れやシールテープのよじれなどが原因となることもあります。
蛇口の水漏れはどこに問題が隠されているのか、水漏れした際にはどのように対処するのがベストなのか解説します。

蛇口についての基礎知識

蛇口からポタポタとした水漏れが起きている場合、どこから水漏れしているのか箇所を突き止める必要があります。
水漏れ箇所を特定できないと、その後の対処法を決められないからです。

蛇口の種類によって水漏れしやすい箇所は若干異なるため、まずはどんな蛇口があるのか種類を把握しましょう。

一般的な住宅で用いられる蛇口は限られています。
よってどのようなタイプの蛇口があるのか知ることで、水漏れ時にも対処法を判断しやすくなるでしょう。
蛇口の特徴を見ていきましょう。

種類は大きく分けると4種類

蛇口は大きく分けて4種類あります!

ご家庭で一般的に用いられる蛇口の種類は、4種類です。
以下の表のように、種類によって特徴や本体価格は異なります。

項目特徴本体価格の目安
単水栓水かお湯の一方のみ吐出可能な水栓1000円~7000円程度
2ハンドル混合水栓水用とお湯用のハンドルが個別に付いている1万円~1.5万円程度
シングルレバー混合水栓一つのレバー操作で、水とお湯の両方を吐出可能な水栓1.5万円~3万円程度
サーモスタット混合水栓吐水温度を一定に保てるように温度調整機能が付いたタイプ2万円~4万円程度

また用いられるシーンも異なるため、それぞれの特徴を深堀してみましょう。

単水栓

単水栓は最もシンプルな構造をした蛇口です。
ハンドルを反時計まわりにひねることで、水かお湯のどちらかのみ吐出可能です。
そしてハンドルを逆回転させれば、水の流出を止められます。

仕組みとしては、ハンドルを回転させることで内部部品のスピンドルが上に押し上がり、そこに出来た空洞から水が流れます。
反対に、ハンドルを閉めるとスピンドルに圧が加わり位置が下がるため、空洞が塞がる構造です。

単水栓は造りが分かりやすいため、水漏れ時も修理しやすいです。

親レンジャー
親レンジャー
家庭では洗濯機用の蛇口や外用の水栓として用いられることが多いですが、近年では使用用途が少なくなっています
確かに家庭内よりも、学校や公園など公共施設で見かけることの方が多い気がします
子レンジャー
子レンジャー

2ハンドル混合水栓

2ハンドル混合水栓は、単水栓と似た形状をしており、水とお湯それぞれのハンドルが付いているという特徴があります。
水やお湯が出る仕組みに関しては単水栓と一緒です。

ただし吐水口からは水とお湯が調整されて出てきます。
よってハンドルの開き具合に応じて温度調整ができ、お湯の割合を多くすれば熱く、水の割合を多くすれば冷たくなります。

また、2ハンドル混合水栓の中にも以下のようにいくつかタイプがあります。

  • 壁付タイプ
  • 台付タイプ
  • シャワー付きタイプ

壁付タイプと台付タイプは、キッチンや洗面台に用いられることが多いです。
シャワー付きタイプはお風呂用として使われるのが一般的です。

ただしいずれのタイプも、単水栓と同様に、近年では住宅の蛇口として用いられる機会は減っています

シングルレバー混合水栓

2ハンドル混合水栓とは異なり、シングルレバー混合水栓は1つのレバーで水とお湯両方を出せるのが特徴です。

ハンドルを左右に動かすことで温度の調整ができ、上下の動きで流量のコントロールができます。

単水栓や2ハンドル混合水栓とは、内部部品が大きく違います。
これまでの蛇口で構造上主要な役割を果たしていたスピンドルやパッキンの代わりに、バルブカートリッジが内蔵されています。
バルブカートリッジがレバーの動きに応じて、湯量や温度調整をおこなうため、1つのハンドルのみで操作可能です。

シングルレバー混合水栓は弱い力でもラクに操作できます。

見た目もスタイリッシュでお洒落なため、近年では主流となっており、キッチンや洗面台で使用されることが多いです。

サーモスタット混合水栓

お風呂場でよく用いられるのが、サーモスタット混合水栓です。
シャワー付きタイプであれば、吐水口とシャワー両方から吐水できます。

特徴としては、切替ハンドルと温調ハンドルという2つのハンドルが付いていることです。

切替ハンドルを操作すれば、吐水もしくは止水でき、流量コントロールも切替ハンドルでおこないます。

一方温調ハンドルは、細かな温度調整をコントロールするためのハンドルです。
カートリッジが内蔵されており、水とお湯の流量を自動で調整してくれます。
そのためいきなり熱くなりすぎたり、逆に冷たくなるといった不具合なく、シャワーや蛇口を使うことが可能です。

蛇口の耐用年数はおおよそ10年

どのタイプの蛇口も、永久に使える訳ではありません。
蛇口には耐用年数があり、おおよそ10年と言われています。

日々の使用により内部パーツはもちろん、本体も少しずつ摩耗していきます。
老朽化により10年経過する頃には、何らかの不具合を起こしやすい状態です。
症状の一つとして水漏れがあげられます。

設置から10年程度でポタポタとした水漏れが生じるのは、寿命の可能性が高いです。

特にゴムパッキンやカートリッジは消耗品のため、ダメージが生じやすいです。
部品交換にて対処したり、状態が悪い場合には本体ごと取り換える必要があります。
いずれにしろ配管に問題がなく、蛇口自体の問題であれば比較的簡単な修理で直ることがほとんどです。

蛇口の水漏れしやすい箇所とその原因

蛇口の水漏れしやすい箇所はどこ?

取り付けられている蛇口の種類にもよりますが、蛇口からポタポタとした水漏れが生じやすい箇所は限られています。
よってまずはどこから水漏れしているのか、箇所を特定しましょう。
水漏れしている箇所が分かれば、水漏れの原因を探りやすいです。

原因次第で必要な処置は変わってきます
たとえば原因によっては部品交換が必要なこともあれば、汚れ落としで対処できることもあるからです。

水漏れしやすい箇所について深堀してみましょう。

ハンドルやレバー下部

よく見られる水漏れ箇所として、ハンドルやレバーの下があげられます。
ハンドルやレバーは水の吐水もしくは止水の度に動かす箇所です。
よって普段から負荷がかかりやすい部分のため、必然的に劣化しやすいです。

ハンドルやレバーの下からポタポタとした水漏れが生じている場合は、まずは部品の緩みを疑いましょう
蛇口の種類にもよりますが、留め具としてネジやナットが用いられているのであれば、それを閉め直すと水漏れが収まることがあります。

部品の緩みが原因でない場合、内部部品の破損が考えられます。

よって単水栓や2ハンドル混合水栓の場合にはパッキン交換を、シングルレバー混合水栓やサーモスタット混合水栓であればカートリッジ交換で対処しましょう。

スパウト周辺

スパウト周りも水漏れを起こしやすい箇所です。
たとえば蛇口の根本やハンドルの付け根部分などからチョロチョロとした水漏れが生じるのは、よく見られる症状の一つです。

スパウト周辺から水漏れしている場合も、部品の経年劣化が考えられます。
特に疑われるのはパッキン劣化です。
パッキンは樹脂製ですから、年数が経過することで摩耗によりパッキンに亀裂が入ったり、ゴムが硬くなってしまうことは珍しくありません。
ゴムが正常に機能しなくなり、わずかな隙間が生じることで水漏れを引き起こします。

パッキン交換でも直らない場合は、フィルター部分における汚れの可能性もあります。

ゴミが蓄積されていると、やはり部品が上手く噛み合いません。
汚れが目立つようなら、綺麗に磨き直してあげましょう。

吐水口

きちんと蛇口を閉めたのに、吐水口からポタポタとした水漏れが生じるのも定番です。

吐水口から水漏れしている場合、吐水口そのものではなくハンドルやレバーの方に原因が隠れているケースが多いです。
きちんと蛇口を限界まで捻っていても、内部部品の破損により閉まり切れていないために水漏れが起こります。

よって内部のゴムパッキンやカートリッジの交換で対処しましょう。

部品交換しても水漏れが収まらないようなら、吐水口の汚れも原因として考えられます。
汚れによりつまりが生じ、水が正常に流れないために水漏れを引き起こしているかもしれないからです。
不要な歯ブラシなどで汚れ落としをしましょう。

もしそれでも水漏れが直らない場合は、蛇口本体の劣化の可能性もあります。
その際には蛇口本体の交換作業が必要です。

壁との接地面

壁付タイプの蛇口ですと、壁との接地面から水漏れしてくることもあります。
代表的なのが洗濯機の蛇口です。
この場合は、蛇口のネジに使われているシールテープの破損が原因となっているケースが多いです。
蛇口を設置する際に、配管との隙間を埋めるためにシールテープを巻くのですが、年数が経つとシールテープも摩耗により劣化します。

きちんと巻かれていないと隙間からポタポタと水漏れが生じるため、交換が必要です。
蛇口を取り外して、シールテープのまき直しをおこなうだけですから、作業自体は難しくありません。

シールテープのまき直しでも水漏れが収まらないようなら、蛇口本体の劣化が考えられます。

いずれにしろシールテープを巻き直す際に蛇口を取り外しますので、一緒に蛇口も新しいものへと交換してしまうのがおすすめです。

蛇口の水が垂れる時の対処法

蛇口から水が垂れた場合、そのままにしておくのはNGです。
水道代の負担が増すのはもちろんのこと、放置しておくと水漏れ状況が悪化する可能性が高いです。

最初はポタポタとした水漏れであっても、気が付いた時には激しい水漏れに変わっていることもあるため、なるべく早めに対処しましょう。

水漏れ箇所によっては家が水で腐敗してしまうなど、二次被害が発生する可能性もあります。

水漏れに気づいた際の対処法についてご紹介します。

止水栓あるいは元栓を閉める

止水栓にもいろいろな種類があります。

まず水漏れが発生した際は一番初めに、止水栓あるいは元栓を閉めましょう
止水栓もしくは元栓をきちんと閉めればそれ以上の漏水は防げますので、被害を大きくしないためにも早めに閉めるのが望ましいです。

両者の違いとして、止水栓はそれぞれの水栓を個別に調整できる装置です。
たとえばトイレの止水栓を閉めても、キッチンや台所の止水栓を開けておけば普通に使用できます。

一方で元栓は全ての水を調整する、大本となる装置になります。
よって元栓を閉めれば全ての箇所における蛇口が使えなくなるため、元栓を閉めて修理する際には時間帯を選んだ方がよいでしょう。

親レンジャー
親レンジャー
元栓は非常に重要な装置のため、いざという時に誰でも操作できるよう手動で開閉できる仕組みとなっています
止水栓は手動で開け閉めできないのですか?
子レンジャー
子レンジャー
親レンジャー
親レンジャー
できるタイプもありますが、マイナスドライバーが必要なタイプも多いですね

止水栓と元栓の設置箇所

止水栓と元栓では、設置箇所が異なるのも特徴です。
具体的な設置箇所に関しては、以下の表をご参照下さい。

項目一戸建て集合住宅
元栓の設置箇所屋外の地中玄関扉横のPS部分
建物内の元栓を収容している部屋
止水栓の設置箇所住宅タイプに関わらず各水栓のそば住宅タイプに関わらず各水栓のそば

このように止水栓は住宅タイプに関わらず、各蛇口のそばに設置されているのが一般的です。
たとえばキッチンであればシンク下などに設けられています。

一方で元栓は住宅のタイプによって、収容場所が変わってきます
一戸建てですと屋外の地中に、水道メーターと共に埋まっていることが多いです。
アパートやマンションなど集合住宅ですと玄関横のPSに設置されているのが一般的ですが、物件によっては建物内に専用の部屋が用意されていることもあります。

ナットやネジを閉め直す

止水栓か元栓を閉め水漏れが一旦収まったら、蛇口に緩んでいる箇所はないかチェックしましょう。

水漏れ原因が部品の緩みにあるケースは案外多く、本格的な修理を開始する前に緩みの状況をチェックしておくのは非常に有効です。

特にハンドルやレバーの留め具など、普段頻繁に操作する部分は緩みが生じやすいです。
ナットやネジの位置に異常はないか確認するとよいでしょう。

経年劣化により部品が少しずつ緩むこともありますが、大きな衝撃によって緩みが発生するケースもあります。
たとえば大地震の後などは部品が緩んでいてもおかしくないため、振動を受けるような状況に遭遇した場合には緩みを確かめておいた方が安心です。

パーツの汚れ落としをする

緩みが原因でなくポタポタと水漏れしている場合は、汚れが原因となっている可能性もあります。
よって修理開始前にとりあえず汚れを掃除しておくのも、対処法としては有効でしょう。

特に単水栓及び2ハンドル混合水栓のケレップは、汚れによって支障をきたしやすいです。

ちょっとの汚れであっても、スピンドルの動きに影響を与えてしまうため、きちんと開閉ができなくなってしまいます。

結果としてポタポタとした水漏れに繋がりますので、ハンドル内部に汚れがないか確認してみましょう。

親レンジャー
親レンジャー
また、汚れだけでなくサビがある場合も要注意です
サビが原因で水漏れすることもあるのですか?
子レンジャー
子レンジャー
親レンジャー
親レンジャー
はい、あります。サビの場合も汚れと同様に、部品としての役割を果たせません。よって部品交換での対処が必要となります

パッキン交換をおこなう

単水栓のパッキン交換手順 スピンドル部分

水漏れ原因がパッキンの経年劣化にあるパターンは定番です。
パッキンが黒ずみ硬くなっていたり、亀裂が入ってしまった際には、パッキン交換にて対処しましょう。

単水栓のスピンドル部分における、パッキン交換手順は以下です。

  1. 止水栓もしくは元栓を閉め、水の流れが止まっていることを確認する
  2. 蛇口ハンドルの留め具を、レンチなどを使い取り外す
  3. そのままハンドルも外れるため、一緒に外してしまう
  4. 固定しているナットも回して取り外し、その下にあるパッキンを新しいものへと交換する
  5. 逆の手順で今度は組み立て直していく
  6. 止めていた止水栓あるいは元栓を開け、水漏れが収まっていれば完了

蛇口の種類や箇所により手順は少し変わりますが、基本的にはパーツを外していき交換するという流れです。

工具があれば作業自体は難しくないため、自分での対処も可能でしょう。

バルブカートリッジの交換をおこなう

シングルレバー混合水栓のカートリッジ交換

シングルレバー混合水栓やサーモスタット混合水栓は、内部部品としてカートリッジが用いられています。
カートリッジの不具合が水漏れ原因となるケースも多いため、その場合にはカートリッジを交換しましょう。

シングルレバー混合水栓におけるカートリッジ交換手順は、以下です。

  1. 止水栓もしくは元栓をきちんと閉める
  2. レバー部分に留め具が使用されている場合はそれを取り外し、レバーを解体する
  3. 外側のカバーが見えるため、そちらも取り外す
  4. 内部部品を取り外したら、本体をしっかりと固定する
  5. 蛇口本体を支えながらカートリッジを回して外す
  6. 新しいカートリッジへと付け替える
  7. 取り外したパーツを逆の手順で付け直していく
  8. 止水栓もしくは元栓を開け、異常がなければ完了

シングルレバー混合水栓及びサーモスタット混合水栓は、単水栓などと比べるとやや構造が複雑です。
そのためカートリッジ交換も難易度が上がりますので、難しければ業者に依頼しましょう。

まとめ

蛇口には4種類ほどあり、それぞれ構造が異なります。
よって蛇口のタイプによって水漏れの原因は若干異なりますが、根本的には経年劣化が原因となっているケースが大半です。
経年劣化により部品や本体が消耗したり、部品に緩みが生じるなど、さまざまな問題が起きやすくなります。
特に設置から10年程度経過すると寿命を迎えるため、直接的な原因がなくても水漏れする可能性もあります。

いずれにしろ水漏れ箇所を突き止め、部品交換や汚れ落としなど、ケースに合わせて対処することが望ましいです。
簡単な部品交換なら自分でもできますが、カートリッジ交換や本体交換は修理に慣れていないと手厳しい面もあります。
どこまで自分で対処すべきか冷静に判断し、難しいようなら業者の力も借りながら早急に水漏れを直しましょう。

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