台所・浴室の排水溝が流れない!詰まり対策はどうしたらいいの??

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台所・浴室の排水溝が流れない!詰まり対策はどうしたらいいの??

「食器を洗っていたら突然、流しに水がたまって流れなくなった!」「お風呂でシャワーを浴びていたら、足元にお湯がたまってきてびっくり!」「朝、顔を洗っていて気が付くと、洗面ボウルが水でいっぱい!」「あふれる~!!」

突然の詰まり、こんな経験のある方は、詰まりの怖さをご存知でしょう。この様に、詰まりは突然起こる場合もあれば、何となく日頃から流れの悪さを感じていたのに、何もせずにいてとうとう詰まってしまった!というケースもあるはずです。どうですか、皆さんのお宅では流れの悪い排水口をそのまま放置していませんか?こんな時に、ちょっとした対策で詰まりを回避する事は出来るのです。
「でも対策ってどうやったら良いの?」「そもそも排水口はなんで詰まるの?」ここでは、皆さんのこんな疑問にお答えしていきます。

排水口はなぜ詰まるの?

排水口を詰まらなくする為の対策を考えても、排水口、排水管の構造が分かってないと、なかなか理解しづらいですよね。まずは家の中の排水口、排水管についてご説明しましょう。

排水とは

排水とは私達の家での排水は通常、生活排水と呼ばれ、通常、トイレ等の「汚水」と台所、浴室、洗面所、洗濯場等の「雑排水」に分類されています。店舗等の厨房排水は通常、汚水に含まれますが、小規模の厨房排水は、雑排水に含まれる場合もあります。今回の説明は、この「雑排水」でのつまりを中心に見ていきます。
 
 
 
 

排水口と排水管の構造

「トラップ」という言葉は皆さん聞いたことがありますね。直訳すると罠という意味ですが、排水管にもこの罠があります。通常これを「排水トラップ」と呼び、排水口から排水管の途中に取付けられています。(現在では建築基準法で、必ず取り付けなくてはならない物になっています)そもそも排水トラップは何かというと、下水道管内の悪臭や虫等を、屋内に侵入させない為の物です。そしてこの排水トラップには、いくつかの型があります。

排水トラップの種類

ベルトラップ(ワントラップ)

これは台所流しの排水口で良く見られるトラップです。ドーナツ型の水溜まりに釣り鐘屋お椀の型をしたカップをかぶせ、固定する事によってトラップが作られます。台所の排水口をお掃除する時にこの椀を外すと、臭いにおいが上がって臭い!!と思った方も多くいらっしゃると思います。

S字型トラップ、P字型トラップ

排水トラップの種類  a.	ベルトラップ(ワントラップ) これは台所流しの排水口で良く見られるトラップです。ドーナツ型の水溜まりに釣り鐘屋お椀の型をしたカップをかぶせ、固定する事によってトラップが作られます。台所の排水口をお掃除する時にこの椀を外すと、臭いにおいが上がって臭い!!と思った方も多くいらっしゃると思います。  b. S字型トラップ、P字型トラップ これは洗面台管で良く見られるトラップです。特にS字型のトラップは、皆さんがよく目にするトラップで、S字の最初のカーブに水が溜まっています。「なるほど、これがトラップか!」という方も多いのではないでしょうか。ちなみに、S字型トラップは床排水、P字型トラップは壁排水で使用します。これは洗面台管で良く見られるトラップです。特にS字型のトラップは、皆さんがよく目にするトラップで、S字の最初のカーブに水が溜まっています。「なるほど、これがトラップか!」という方も多いのではないでしょうか。ちなみに、S字型トラップは床排水、P字型トラップは壁排水で使用します。
 
 
 
 
 

ドラム型トラップ

これは浴室や洗濯場等、床に取り付けられた排水口でよく見られるトラップです。古いタイプは鋳物(金属)製で、毛ゴミ等が溜まって詰まりが発生すると、除去しづらっかったのですが、最近のユニットバスや洗濯防水パンでは、トラップ部分の取り外しが簡単に出来て、皆さんでも毛ゴミ等の除去が出来て、お掃除しやすいタイプになっています。

排水管の種類

蛇腹ホース

蛇腹ホース一般的に台所の排水管で、多く使用されているのが蛇腹ホースです。パイプが柔らかく自由が利くので、施工しやすく多用されています。しかし強度の面から見ると、一般住宅ではあまりありませんが、繁華街の店舗の厨房等では、ネズミにかじられて穴が開いたりというトラブルは少なくありません。
 
 
 
 
 

樹脂パイプ

洗面所等で使用されているSトラップには、樹脂製の物が多く使用されています。昔は金属製パイプが主流でしたが、現在では、安く提供できる樹脂製の物が主流になっています。

金属製パイプ

洗面台で多く使用されていますが、前記の通り現在では、樹脂製が主流になったため、古い住宅では未だ見る事が出来ます。また、一部外国製の台所シンクでも見られますが、アメリカではSトラップが使用禁止な為、ヨーロッパ製の物で見られる事があります。

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排水は何が?どこで?詰まるの?

詰まりの場所は必ずしも同じ所ではありません。場所によって流す物も違えば、構造にも違いがある為です。

台所の場合は?

台所の場合は雑排水で1番多く詰まるのは台所でしょう。必ずではありませんが、台所排水特有の原因があるからです。台所以外、浴室や洗面所でも同じことが言えるのですが、何か排水口に大きな固形物を流さない限り、通常、雑排水の詰まりは長年の汚れの蓄積です。では台所の汚れの累積はは?その原因は油(脂)です。「なんで?!天ぷらや揚げ物の油はちゃんと固めて捨ててるわよ!」「排水口になんて流してないから!」なんて声が聞こえてきそうですが…。今の時代、揚げ物の油を直接、排水口に流すような方は、ほとんどいらっしゃらないと思います。しかしそれ以上に我々の食生活は、油(脂)を使った料理が主体なんですね。カレー等のお鍋を洗う前に、キッチンペーパーで拭き取ったり、お皿は必ずキッチンペーパーで拭いたり、この様な事も今では皆さん当たり前の様にする方が多くなっています。それでも豚肉を茹でれば、捨てたお湯には大量のラードが含まれていますし、お料理をすれば食材に含まれた、油(脂)分がどうしても流れてしまいます。また、ラーメンの残り汁を外に捨てに行かないですよね?今や我々の生活で油を流さないようにする事は、よほどでない限り不可能でしょう。台所ではこの流れた油(脂)分が冷えて固着し、排水管内に付着して、管内を細く、狭くして流れを悪くしてしまうのです。

浴室、洗面所の場合は?

浴室、洗面所の場合は浴室や洗面所で、1番の詰まりの原因となる物は髪の毛でしょう。洗面所では洗面ボウルに落ちた髪の毛を、細かめに拾っていく事は可能ですが、浴室ではどうしても髪の毛は流れてしまいます。しかし、この髪の毛も一部はトラップに引っ掛かり、全ては流れません。よって取り除いていく事は出来ます。その他、洗面所ではハンドソープ、石鹸、化粧品、歯磨き粉等の油分や、排水口に落としてしまったヘアピン、歯間ブラシ等々…。浴室ではシャンプー、リンス、ボディーソープ、石鹸等の油分も詰まりの原因となり、これらが洗面所の排水トラップや排水管、浴室の排水トラップや排水管内に付着します。
 

洗濯場の場合は?

洗濯場では、洗濯時に流れた衣類の繊維や、洗濯石鹸等の油分が、排水トラップや排水管内に付着して、詰まりの原因となります。以上の様に、場所によって流れていくものは様々ですが、それらが排水トラップ内や排水管内に付着して、詰まりの原因になってしまう事はほぼ同じです。

自分で直す事は出来るの?

排水の詰まりは、絶対に起こらない様にするのは、たぶん無理だと思います。しかし日頃、細かめなお掃除やちょっとした気配りで、詰まりにくい状態にする事は可能です。
自分で直す事は出来るの

台所の場合は?

台所ではまず、排水〈排水トラップ〉のお掃除が大事でしょう。台所の排水口は、しばらくお掃除をしないと油分でドロドロ、ベトベト、素手で触るのも嫌になるくらい汚くなります。それを放置しお掃除をしないでいると、そのドロドロ汚れが排水管の中にまで流れ込み、どんどん詰まりやすい状態にしてしまいます。一度綺麗にお掃除した排水口は、食後の食器洗いの後、さっと1分スポンジで洗い流すだけで、綺麗なままの状態をキープできます。詰まりを起こさない様にするには、面倒くさがらずにお掃除する事が大事なのですね。

台所のお掃除方法

1.排水口のフタとゴミ受けカゴを外します。

2.パイプ洗浄剤を流し込み、30分ほど放置します。※必ず換気を行なって下さい。
パイプ洗浄剤を流し込み、30分ほど放置します

3.30分ほど経ったら、水を多めに流して、洗浄剤を洗い流して下さい。

4.排水口の排水カップを取り外します。

5.キッチンハイター等を使用して、排水口の中排水カップ、ゴミ受けカゴ、排水フタをスポンジでお掃除します。

排水口の中排水カップ スポンジでお掃除します

6.洗い終わったら、水で綺麗に洗い流して、元に戻します。

※排水カップは基本、左に回すと取り外せ、取り付ける時は右側に回してロックさせ、動かない事を確認して下さい。ミニキッチンの場合は、ゴミ受けカゴと排水カップが一体になっている物もあります。また、引き出し式収納の流し台は、この構造と異なる場合もあります。台所は詰まりの原因になる油(脂)の流す量を少しでも少なくするために、お鍋やフライパン、食器等を洗う前に一度、キッチンペーパーで拭き取ってから洗う、等の工夫も必要かもしれません。

洗面所の場合は?

洗面所で詰まらない様にする為に、気を付ける事はいくつかあります。

洗面ボウルに落ちた髪の毛は、流さずに取り除く

整髪の後に、洗面ボウルに落ちた髪の毛は、面倒くさがらずに必ず拾って下さい。少しぐらいと流してしまえば、それが当たり前になってしまい累積し、詰まりの原因になります。

物を落とさない、流さない

洗面では、小さな物を排水口に落としてしまう場合があります。落とした場合は必ずそのままにしないで、取り除いて下さい。万一落としてしまった場合、Sトラップパイプが樹脂製の場合、皆さんでも取り除く事は可能です。SトラップパイプのU字管に水抜き弁が付いている場合は、水抜き弁のキャップを外して手やピンセットを使用して、落とした異物を取り除いて下さい。Sトラップパイプに水抜き弁が付いていない場合は、U字パイプの上下のネジをゆるめ、U字パイプを外して取り出す事が出来ます。もし皆さんが行なう場合には、以下の事に注意して行なって下さい。

1.ナットは基本手でゆるめて外し、手で締め付けて下さい。ナットの取り付け、取り外しに工具は使用しません。

2.U字パイプには水が溜まっています。取り外す(ナットをゆるめる)際には、水がこぼれますので、容器や雑巾を用意して、水を受ける準備をして下さい。

3.U字パイプを取り付けた後は必ず水を流して、念入りに水漏れの確認を行なって下さい。

4.U字パイプの上下のネジ(ナット)以外は、ゆるめたり外したりしないで下さい。

5.万一ナットが固くて外れない場合は、無理に外そうとしないで下さい。パイプが破損する場合があります。ご自分で外せない場合は、専門の水道業者へ連絡し、ご相談ください。

ご自分で外せない場合は、専門の水道業者へ連絡し、ご相談ください

浴室の場合は?

浴室がユニットバスの場合は、床の排水口の排水トラップを一部外して、毛ゴミを取り除く事が出来ます。毛ゴミが一番溜まるのは排水トラップなので、浴室の排水口が流れなくなった場合、排水口の毛ゴミを取り除くだけで、詰まりが直ってしまう場合はあります。

排水トラップの毛ゴミの除去方法です。

1.排水口のフタ(目皿)を外します。

2.排水管の内側の、4つの突起の2つに指をかけ、左側に回すと排水管が取り外す事が出来ます。

3.排水管が外れたら、水の溜まったカップの上側に毛ゴミが溜まっていますので、少しずつゆっくり引っ張りながら毛ゴミを取り除いて下さい。見た目は少なくても引っ張り出すと、内側から大量の毛ゴミが出てくる場合もあります。

4.注意点
排水管もしくは排水口フタ(目皿)が外れない場合、工具等で無理に外そうとしないで下さい。
排水管やフタが破損する場合があります。また、外れない時に無理に外そうとすると、トラップ全体(外側の円の部分)が回ってしまいます。トラップ全体が少しでも回ってしまうと、階下に漏水します。無理な作業は絶対に行なわないで下さい。

最後に

詰まりは、必ずしも同じ症状、状態とは限りません。簡単に直せない場合は、無理に直そうとはせずに、つまり修理専門の水道業者に相談する事をおすすめします。詰まる確率を少しでも低くするには、日頃の使い方、お掃除はとても重要です。まずは日常の中での改善策を、ご自分でもお考えになってみて下さい。